年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

2人とも、ご立腹な様子。



「あんたほんとに失礼ね。せっかくあんたも誘ってやろうと思ったのに」

「え? 何に?」



不思議そうにしている颯くんに、ルリちゃんはエッヘンと鼻高々に口を開く。



「合コンよ。今からセッティングするの。4対4くらいでいいかしらね」



颯くんは期待はずれとでも言うかのように、「はぁ……」とため息をついた。



「行かないよ、合コンなんて。俺、今日バイトあるし」

「あらそうなの? 藍も行くのに残念ね」

「……え!?」



教室中に、颯くんの声が響いた。



「ど、どうして? あの、幼なじみは……?」



そうだよね……。

好きな人がいるのに合コンなんて、普通は変だって思うよね。