年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

お昼休みになる頃には、目の腫れはすっかり引いていた。

よかった……家に帰るまでこのままだったらどうしようかと思った。

失恋をしたということ以外は、いつもどおりの日常。

何も変わらない。

ただ心に、大きな穴が空いたみたいな喪失感があるだけで……。



「よし! 決まりよ!」



お弁当を持って、理香ちゃんの席に集まったとき、ルリちゃんが大声をあげた。

な、何が決まったんだろう……!と、ルリちゃんを見つめる。



「藍、合コン行くわよ」



……え?



「合コン……?」



突然の提案に、思わず首を傾げる。

え、えっと……どうして急にそんな展開になったんだろう……?



「失恋には新しい恋っていうでしょ?」