年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

鳴り響くチャイム。

けれど、2人は私から離れなかった。

教室に入ってきた担任の先生が、私たちのほうを見て驚いている。



「おい、お前ら何してんだ~。早く席着け~」

「うるさいわね!! 放っておいて!!」

「邪魔すんじゃねーよ、ハゲ!!」

「わ、悪い……」



何も間違ったことは言っていないのに、怒られて謝っている担任の先生が不憫だった。

ごめんなさい、先生……。

でも、いつも私のことで必死になってくれる……一緒になって喜んだり、悲しんだりしてくれる2人が大好きだ。

2人とは……ずっとずっと、おばあちゃんになっても友達でいたいなぁ……。

傷心の私の胸は、2人に癒やされたように痛みが薄れていった。