年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

宗ちゃんがすでに誰かのものなら、宗ちゃんの心に誰かがいるなら……この恋はもう、終わらせるべきなんだ。

話すと、少しだけ心が落ち着いた。

まだまだ忘れるのに時間はかかるだろうけど……。



「んのクソ男……うちらの藍を……」

「最低ね……あらゆる手段で殺してやりたいわ……」



理香ちゃんとルリちゃんが、ぼそっと何かを言った。

そして、2人が同時に私に抱きついてくる。



「藍……! あたしたちはいつまでも藍の味方なんだからね……!」

「そうだぞ……! 藍にはうちらがいるからな……!」



ルリちゃん、理香ちゃん……。

2人の言葉が嬉しくて、泣きそうになった。

ぐっと涙を堪えて、私も抱きしめ返す。

――キーンコーンカーンコーン。