年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

「な~に変なこと考えてんだよ!」



ニヤニヤしながら背中を叩いてくゼミ仲間に、ため息が零れる。



「考えてないから嫌なんだよ」



藍以外の女の子なんて、心底興味ない。

むしろ、向こうが変にアピールしてくるのが面倒くさすぎて……。

女の子に変な期待を持たせるのも嫌だし、何より関わりたくないというのが本心だ。



「いや~、そりゃ無理だろ。お前のドタキャン許してくれたんだし、家来んなとは言えないわ」



ゼミ仲間の言葉が、ごもっともで返す言葉がなかった。


結局、きっちり6人で俺の家に向かうことに。



「宗壱くんの家、楽しみだなぁ」



わざとらしく上目遣いで見てくる女の子を、愛想笑いで凌ぐ。



「女の子は危ないし、夜遅くならないうちに帰ってね」

「宗壱くんって紳士だね」