「今日はお前の家で徹夜で終わらすぞ」
……は?
「それは無理」
俺は、部屋に他人を入れるのとかはダメなタイプだ。
あの家にも、できるなら人を入れたくない。
家族や親戚と、藍以外は。
そんな俺の願いも虚しく、どうやら俺の家で課題をする流れになっているらしい。
「本当に勘弁してほしいんだけど」
「いいだろ! 家くらい使わせろよ~」
「急にドタキャンした罰だっての」
そう言われたら、NOとは言えなかった。
「……はいはい」
本気で嫌だけど……仕方ないか。
ドタキャンはさすがに申し訳なかったと思うし、我慢するしかない。
ただ……1つだけ気がかりなことがあった。
「ねえ、男だけでいいよね? 女の子を家にあげるの、嫌なんだけど……」
グループは全員で6人。その中に1人女の子がいる。

