年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

リビングに行くと、すでに起きていた宗ちゃんママが朝ごはんを用意してくれていた。

宗ちゃんパパはいつもこの時間に出ていくと、2人の朝に強いエピソードを聞いて驚く。

宗ちゃんは誰に似たんだろう……ふふっ。


朝ごはんをいただいて、宗ちゃんママにお礼を言って自分の家に帰る。

宗ちゃんはまだ寝ているから、起こさずに出ていった。

帰宅して、時間になるまでテレビを観ながら、学校の支度をして家を出る。



「藍」

「え?」



宗ちゃん?

いつからいたのか、マンションのエントランスに立っていた宗ちゃんの姿に驚く。



「俺もそろそろアパートに戻るから、ついでに学校まで送っていくよ」



まだ寝グセがついたままの宗ちゃんに、笑顔が零れた。

……よかった。

私、ちゃんと笑えてる。