みんなのことは優しくて好きだけど、個人的に連絡とかは、違うような……。
無理だと言えない空気に、どうしようと頭を抱えたくなったときだった。
ビュンッ!と、後ろの席から、すごい勢いで何かが飛んできたのは。
「……ひっ!!!」
池田くんに当たりそうになったそれは、どうやらペンだったらしく、寸前のところで前を通りすぎた。
顔を真っ青にした池田くんが、恐る恐るペンが飛んできた方向を見る。
「……せ、瀬名ッ……」
……え?
私も同じ方向を見ると、立ち上がって、こちらに近づいてくる嶺くんの姿が。
このペン、嶺くんの……?
跳ね返って、私の近くに転がってきたボールペンを拾う。
ペンを取りに来たらしい嶺くんに、「どうぞ」と返した。
「……わり。ペン回してたら飛んだ」
そう言って、ペンを受け取り、席に戻っていった嶺くん。
通りすぎるとき、池田くんが「ひっ……!」と怯えたように声をあげた。
「……あ、あいつ、絶対狙ってた、だろ……!」
自分の席に座った嶺くんを見ながら聞こえないように小声で何か言っている池田くん。
無理だと言えない空気に、どうしようと頭を抱えたくなったときだった。
ビュンッ!と、後ろの席から、すごい勢いで何かが飛んできたのは。
「……ひっ!!!」
池田くんに当たりそうになったそれは、どうやらペンだったらしく、寸前のところで前を通りすぎた。
顔を真っ青にした池田くんが、恐る恐るペンが飛んできた方向を見る。
「……せ、瀬名ッ……」
……え?
私も同じ方向を見ると、立ち上がって、こちらに近づいてくる嶺くんの姿が。
このペン、嶺くんの……?
跳ね返って、私の近くに転がってきたボールペンを拾う。
ペンを取りに来たらしい嶺くんに、「どうぞ」と返した。
「……わり。ペン回してたら飛んだ」
そう言って、ペンを受け取り、席に戻っていった嶺くん。
通りすぎるとき、池田くんが「ひっ……!」と怯えたように声をあげた。
「……あ、あいつ、絶対狙ってた、だろ……!」
自分の席に座った嶺くんを見ながら聞こえないように小声で何か言っている池田くん。

