腹黒王子さまは私のことが大好きらしい。



「私……可愛くないですよ……?」



ちゃんと否定しようと思い、会長さんをじっと見つめ返した。

すると、「は?」とでも言いたげな表情が返ってくる。



「…………それ、本気で言ってる?」



本気も何も……真実だもの。



「うわ、本気っぽい。まじでか……」



こくりと頷くと、会長は変なものでも見るような目で私を見てきた。



「じゃあ教えてあげる」



……?


なぜか意味深に口角を上げ、私を見つめてくる会長さん。



「君は男からしたら、一目で欲しくなるくらい可愛いよ」



……っ。

ぞくりとした。