中崎くんに告白されて、こんなにも私を想ってくれる人はいないんじゃないかって思った、って言ったけど……前言撤回しなきゃいけない。
こうくん以上に私をわかってくれて、私を想ってくれる人、きっとこの先現れない。
今度は、そう断言できた。
もし私が断ったら、もう今までみたいに一緒にいられなくなるのかな……?
そんなの……やだ。
私は恋愛感情とかまだわからないけれど、はっきり言えるのは……。
――こうくんと、ずっと一緒にいたい。
「わ、かった……」
「……本当に?」
ようやく出した私の返事に、こうくんは目をこれでもかと見開いた。
信じられないとでも言うような表情をしたあと、片手で口元を覆ったこうくん。
「ヤバい、嬉しい……」
その声は本当に嬉しそうで、私はなんだか恥ずかしい気持ちになる。
こうくんは数分前とは打って変わって、見たこともないくらい上機嫌になり、私の手をそっと握ってくる。
その手は、驚くほど熱かった。

