意味を尋ねようとすると、こうくんによって阻止された。
私の唇が、塞がれてしまったんだ。
あまりに急すぎて、唇が離れてようやく、キスをされたことに気づいた。
……う、そっ……。
「な、にして……っ」
今……キス……なんでっ……。
本当にわけがわからなくて、今の状況は夢なんじゃないかとすら思う。
だって私とこうくんは、兄妹みたいな関係で――。
「恋愛なら、俺とすればいいだろ?」
「……え?」
今、なんて……?
「好きだ。真由だけが好き」
まっすぐな眼差しは、その言葉の重みを何よりも伝えてきた。
私に覆いかぶさっているこうくんの表情は、それほど真剣なものだった。
ごくり、と、息を呑む。

