イケメン男子と疑似恋愛⁉︎



いつから三浦くんに独り言を聞かれてたんだろう。

まさか、始めからってのはないよね…?


「もしかして、今の告白?」

「え?……あ、違います!」


慌てて両手をぶんぶんと横に振る。

ほんの数分前までは私も、もしかしたらと思っていた内の一人で、それを思い出すとカァッと顔が熱くなった。

奈央ちゃんに注意されたはずなのに。

その結果──こんな恥ずかしい醜態を晒してしまうハメになるとは……。

奈央ちゃんに知られたら、きっと、笑われちゃうだろうなあ。


「じゃあそれは?」


首を傾げると、私が持っているラブレターに指を向ける三浦くん。

私宛、ではない、それに視線を落とすと「えっと…」と言葉を探す私。