純白の華は闇色に染まる



「おいオメェら、うるせぇぞ
 こいつが裏切り者?
 お前らは真実を知ってんのかよ!!


 真実がわかってんならいくらでも言え

 わかってねぇなら黙れ。」

冷たくそして凛とした声が

倉庫全体に響き渡った

すると彼は振り返り

「行くぞ」

とただ一言呟いた