《さぁ染まろう》

あれから私たちは、特に何にもなく

学校へ通い、倉庫へ行き

そういう日々を繰り返していた。

「あっつーい」

恭弥が言った。

確かに。うん。サウナだ

あつい

暑すぎる

それにしてもここクーラーは

ないのか。