満月に誓うーー欲しがりなオオカミ

「わたしは悪いオオカミさんは嫌いだけど、"あなた"は、好きです」



小さな手が伸びてきてオレの頬を撫でた。





繋がった気持ちーーーー。




満月の下ーー、小さなうさぎさんをずっと大切にしたいと思った。