.
.


一日じゅう、こおり君を視界に入れないように意識して過ごした。


目が合わなかったら……と思うと怖いんだもん。

こおり君が那月ちゃんを見てたら…と思うと怖いんだもん。



わたしだけが好きだって認めたくないんだもん。……今はまだ。



こおり君の気持ちは知ってるけど、もうちょっとだけ、夢見させてね。