こおり君の笑った顔を見た瞬間にね、真っ逆さまに急降下だよ。 ジェットコースターラブってまさにこのことだって、勝手に決めつけたんだよ。 わたしがこの笑顔の理由になりたいって思ったんだよ。 それから、このカオ、わたし以外、誰にも見せないでって思ったんだよ。 こおり君は知らないでしょ。 いつか、この日のことをぜんぶ話して、 話し終えたあとに 呆れたように笑ってほしかった。 そんな日が来るのが 夢だった。