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ピカッ、……、……ゴロゴロゴロ……。


くらいの勢いだった雷も、夜になると、

ピカッ!ドドーン!って具合に、だんだん近づいてきた。


あったかくして早めにベッドインする予定だったのに、これじゃあ寝つけそうにない。


雷が特別苦手ってわけでもないけど、ひとりでいるときにこうも爆音を連発されると、漠然とした不安が募っていくもので

誰か……と手を伸ばしたくなる。