ぜんぜん足りない。



「律希」

「あ〜今度はなんだよ」

「ありがとう、お夕飯してくれて!」

「あー。肉、さっき味につけたから、もうちょい置いといたほうがいーぞ」


あー、律希、ぜったいいいお父さんになるよね。によによと口元が緩む。

そのあとも律希が家事を手伝ってくれたおかげで、いつもより早くベッドにたどりつけた。


夢には男の子が出てきて、顔はぼやけててわからなかったけど、ふたりで幸せに笑ってるハッピー甘々なストーリーだった。


それはそれはいい眠り……だったはず、

なんだけど。