こんな時は無理に起こさず台所にいるであろう菜月の母で医者である未知子さんを呼びにいく 菜月のこともあってか未知子さんはフリーランスとして働いているから菜月が家にいる時間帯は大体家にいてくれている そっと眠っている菜月に 「ちょっと待っててね」 っと声をかけて俺は兄貴の部屋に押し入る 兄貴の部屋からだと榎本家の台所がドンピシャで見える まだ眠る兄貴になんて構いもせずカーテンをシャッと開けると朝食を作っている未知子さんが見えた