この人と、会いたくない。

ミナトに、会いたい。




約束したもん。

楽しみって言ってくれたんだから…

ミナトが好きだから。




わたしに迷いはなかった。



すぐに凛也さんに



『日曜日はどうしても外せない用事があるので会えません。
ごめんなさい。』


と、返した。




本当はこんなことしたら絶対にダメだけど、

ミナトを諦めなくちゃいけないけど、

どうしてもそれが出来なかった。



お父さん、お母さん、ごめんなさい。