この時、ミナトはどんな想いでわたしと過ごしていたんだろう。 どんな気持ちで笑っていたのだろう。 どれだけの葛藤の中でわたしに将来の夢を話してくれたのだろう。 よく無知な事は罪だと言うけれど、それを痛いほど思い知るのはもうすぐだった。