如月くんは私をひとりじめしたい



「如月くん、ほら皆のところに行こう?」

「分かったよ…」


これ以上2人っきりでいるのは無理!

キャパオーバーどころじゃなくなる!

ずかずかと屋上の扉の前まで歩いていった。

ドアノブに手をかけた時、如月くんが私の肩をトントンとした。

何だろう、そう思って振り返るとキスされてしまった。


「~~~!?」

「ごちそーさま♡」


いたずらっ子みたいに笑う如月くん。

私は限界を感じた。

……如月くんといると寿命が縮まりそう。