となりの一条三兄弟!




た、たしかに匠さんからお土産でもらった魔除けは部屋に飾ってある。しかも偶然にも窓の近くに。

不気味な魔除けの形だから躊躇していたけど、『いつか役に立つかもしれないから、ちゃんと茉莉ちゃんの近くに飾っておいてね』と匠さんに言われていたので、しっかりとわかりやすい場所に置いていた。


「そこは父さんに感謝だね」

昴さんがホッとした表情で笑った。

まさか本当に役立つ時がくるなんて……匠さんってやっぱり凄い……!

「それで生徒会長の正体が分かって、俺たちはなにをすればいい?」

聖は相変わらず険しい顔のままだった。

昴さんは「うーん」と唸っているうちに、気づけばもうすぐ予鈴が鳴る時間になっていた。


「とりあえず今は様子を見よう。まだ大きな危害があったわけじゃないし、向こうにもなにかしらの弱点があるはずだから、それを探っておくのもいいかもしれない」

昴さんはそう言って、とりあえず用具室での兄弟会議は終わった。