あまり味がしないカレーってなんか嫌だな、と思いながら私はカレーを完食。 小町もちょうど食べ終わったみたいで、一緒に食器を片付けに行く。 「愛深、この後ってコテージ戻って集合って特にないよね?」 「うん。今日はこの空気感に慣れる為だって」 「じゃーひたすら喋ろっか♪」 小町がピースサインをしながらひひ、と無邪気に笑っている。 その日は小町とめちゃくちゃ喋って口が疲れたから、たっくさん眠れた。 「んー!いい朝ー!」 大きく伸びをして外に出てみる。