父の次ではなかったけれど、約束通りヴィルヘルムがレオンティーナとダンスを踊ってくれたのが嬉しかった。
 きっと、今日のことは忘れないだろう。
 ヴィルヘルムに対する気持ちに、まだ、名前をつけることはできないけれど。