俺と家族の話 〜次男の反抗期〜

「分かんねぇよ。知るわけない。」
「そうだろ?」父さんは自分が勝ったかのように言う。
「でもなぁ。母さんを愛していたのは、お前だけじゃない。俺らだってそうだ!」
「だったら、なんで悲しまない…」父さんはとことんダメなヤツになっていた。
「悲しかったよ。でも、兄弟で家族で励まし合ってここまで来てんだ。父さんにとって俺ら家族ってなんなんだよ。」俺がそこまで言うと、父さんは和室を出て行った。
そこで、俺は力を使い果たしたのか畳に倒れた。
「兄さん!」
あぁ奏悟の声がする。久々に呼んでくれた。俺はそこで、重たくなったまぶたを下ろし眠りについた…