俺と家族の話 〜次男の反抗期〜

目を覚ますと部屋だった…起き上がるとポトッとタオルが布団に落ちる。
「なんで…」俺の声は枯れていた。ベッドから降りて下に行こうとする。階段前で、奏悟と父さんの声が聞こえた。
「聞いてんのかよ!親父!」
「聞いてるよ。うるさいな!」
「お前のせいで兄貴は倒れたんだぞ!」
「俺に関係する事かよ。育てなくて良いと言ったのは、夕紀だ。」
「それとこれとは関係ないんだよ!お前がそんなんじゃなかったら、兄貴は夢を諦める事も、倒れる事もなかったんだよ!」
「それは、お前らにも言える事だ。」
「何言って…」
「分かってんだろ?夕紀が家事に育児…って景都が家事出来なくなって、祐司も蒼司も熱を出し、お前は反抗期だ。」