「昨日、もっとイイコトしてやるって言ったろ?」 「なっ…!?」 ずいっと顔を近づけられ、身体を引こうとしても、グッと腰に腕が回って離れられない。 昨日から思ってたけど、いちいち近いんだって…っ! 顔に熱が集まってくる。 「そ、そんなの、別に期待してない…っ!」 「へぇ…、ほんとに?」 口角を上げて、心の奥底を覗き込まれるような視線。 「だいたい、わたしは今日成宮に言いたいことが…っ!」 「なに?」