ハッとして自分の格好を見下ろす。 「できたぞ」 ちゃっかりリボンまでつけてくれたようで、気付かぬうちに元通りになっていた。 「あ、ありがと…」 なんだか成宮の顔が見れなくて、前を向いたままお礼を言う。 「へぇ、片瀬が素直だなんて珍しい」 なっ…! またこいつはっ、! 「べ、別にわたしはいつも素直だしっ! だいたい、成宮は…っ!」 どうしてそう、意地悪なことばかり言うわけ? 今日こそビシッと言ってやろうと振り向けば、 「っ…!」