ネクタイを締めながら、わたしを見て指摘する。 「なっ、べ、別に…、赤くなんかなってないし!?気のせいじゃんっ!?」 口では否定するけれど、心のどこかではそれを認める自分がいる。 いくら成宮相手とはいえ、こんな近い距離でしかも付き合ってる恋人がするようなことをして。 チラッと見えた綺麗な鎖骨が頭をよぎって、 ジワジワと顔が熱をもっていく。 だから、なに照れてるの、わたし!? 「ほら、図星じゃん」 ニヤッと笑ったその笑みは確実に楽しんでいる。 成宮のくせに…っ!!