「………」 「ったく…」 その光景に固まってしまったわたしの傍に、成宮がため息をつきながらやってきたことは覚えている。 ブレザーが肩からすべり落ちて、 プツッとリボンも床に落とされて、 今、なにが起こってる…? そして、わたしの頭と腰に腕を回すと、ゆっくりその場に押し倒される。 目の前には成宮の整った顔だけ… 切れ長の瞳がわたしをまっすぐにとらえて 「な、なり…、みやっ?」 絞り出すように掠れたその声に、成宮は目を細める。