女の子の顔の横には、男子生徒が床に腕をついており、顔が見えない。 男子の方も下を向いているせいで、髪が顔にかかってしまっている。 誰か気になる… そう思ったのは1人だけじゃなかった。 ガタガタっ!! 顔が見たいとそれぞれが身を乗り出しせいで、ドアが揺れた。 その音に即座に気づいた男子生徒は、まだ横たわったままの女の子にそっとブレザーをかける。 そして、その子がちょうど死角になるように、背中で隠しながらこちらに向かってくる。