成宮が出ていった後。
「りみっち、はーちゃん、ごめ……」
ベッドから降りて、そう言おうとしたけれど、
「顔色いいって言っても、まだ完全に回復してないだろうから、座ったままで大丈夫」
「そうだね、私たちもそこに座るから」
2人ともベッドに腰掛けるわたしの前に、椅子を持ってきて座った。
「りみっち、はーちゃん、ごめん!!!!」
2人が座ったのを確認した瞬間、頭を下げて謝った。
「声優だって、黙ってたこと。
許してもらえないのは分かってる。
でも、本当にごめん」
再度頭を下げたままそう言うと、りみっちが言った。
「ねぇ、ゆずき。
あたしたちがどうしてゆずきに怒ってたか分かる?」



