うっ、この顔は…
有無を言わさないって分かってるけど…
「で、でもっ……まだ成宮と一緒にいたいっていうか…っ!」
「………」
って、なに言っちゃってるの、わたし!!
成宮も驚いて固まっちゃってるし。
「ご、ご、ごごごめん!!!!
なんか心が弱ってたせいか、誰かに傍にいてほしいなって思ったというか……」
自分で言っておいて、顔がかーっと熱くなる。
「お前、ほんっと……」
「えっ……」
ギシッと音を立てたベッドのスプリングに、驚いていると
「今、自分がどこにいるか、分かってる?」
「あっ、えっと……そのっ...」
「誘ってるって勘違いするけど」
色気たっぷりの声と、熱がこもった瞳が近づいてきて、思わず目を閉じたとき。
ガラガラと保健室のドアが開いた。



