密室でふたり、イケナイコト。




「ん……」


なんだか、とてもぐっすり眠れた気がする。


ゆっくり目を開けると、視界に飛び込んで来たのは真っ白な天井。


そして、



「ゆずき」



成宮だった。



「なり……み、や?」


「はぁー、良かった。
教室に行ったら、寝不足で倒れたって聞いて、マジで心臓止まるかと思った」


「っ……!」



わたしの頭をそっと撫でる成宮の瞳がゆらゆらと揺れていて。


また、心配かけちゃったな……



「今、何時?」


「今は昼休み。さっきよりかは顔色も良くなったし、スッキリした顔してるけど、今日はもう帰りな」


「えっ、で…、でもっ!」


授業に出なきゃ!!


2つも授業、欠席しちゃったし…

そう思って起き上がるけれど、



「ダメ。俺が許さない」


にっこり笑って言われてしまった。