密室でふたり、イケナイコト。



「ふんっ、ほんとめんどくさいね、あんたたち。行こっ!」


そう言って、わたしたち3人をギロっと睨んでそのまま行こうとした手をりみっちが掴む。


「ゆずきに謝りなさいよ」


「そうだよ。
ゆずちゃんに、謝って」


「は?どうして、わたしが……」


明らかに怪訝な顔をする相沢さん。


「こっちはゆずきを叩こうとした瞬間の映像、持ってるんだけど?」


ほら、とスマホを掲げるりみっちとは反対に、相沢さんはみるみるうちに顔が青ざめていく。



「これ、先生たちに見せちゃってもいいの?」



“ 学校生活、終わりだね? ”


そう、りみっちが囁いた瞬間。


「悪かったわよ!!!」


一瞬こちらを見たと思うと、ブンっと掴まれていた腕を振り払って、他の女子を引き連れ、走っていってしまった。