密室でふたり、イケナイコト。



毎日が本当につらくて。


そんなわたしを心配してくれる、お父さん、お母さんは、何も悪くないのに、ある時つい我慢できずに言ってしまった。


「どうして、わたしだけこんな声なの!!?どうして他の人とは違うの?こんなにつらい思いをするくらいなら、こんな声に産んでほしくなかったっ……!!」



教室で居場所がないことや、大好きな友達が離れていったことが、あまりにつらすぎて。


苦しすぎて。


溜まりに溜まった不満をぶつけてしまった。


ただの、わたしの八つ当たり。

それなのに、2人は決して怒らなかった。



だけど、ただ1つ……



「そんなに嫌いなら、逆に、振り切って自分の声を武器にしてみたら?」


そう、言われた。