密室でふたり、イケナイコト。


──────それから数日後。

「おはよー!」


いつも通り、教室に入って友達に声をかければ、


「………」


無言でわたしを見た後、そそくさと立ち去っていく友達。


「え……?」


不思議に思って、もう一度他の友達に声をかけてみても、反応はどれも同じで。


どういう……こと?

なんでいきなり、無視…なんて。


訳が分からず立ち尽くすわたしに、その女の子たちは大きな声で言ったんだ。


「片瀬さんて、そのぶりっ子みたいな高い声で、人気の男子に愛想振り撒いてるんだってーーー!!」

「確かに前から思ってたけど、アニメ声っていうか、なんか変な声だよね〜」

「男子の前だけ、あんな可愛い子ぶった声出して、ほんとキモーイ」