密室でふたり、イケナイコト。


え……?

まるで別人のようにわたしを怖い顔で見つめるふたり。


「りみっち?はーちゃ……」


どうしたの?

何かあった?


そう、聞こうとしたのに。



「あたしたちのこと、そんな風に呼ばないで」

「え……?」


被せるように言われた言葉。


「ふたりとも?
一体どうし……」


「ゆずちゃん」


「はーちゃん……?」


どうしてそんな、泣きそうな顔してるの?



「私たちのこと、騙してて、楽しかった?」



騙す?

何言って……



「ゆずき、声優なんでしょ?」


「っ!!」



息が止まったかと思った。

心臓が止まったかと思った。