密室でふたり、イケナイコト。



「………」


「………」


あれ……?


聞こえなかったのかな?


少し離れた距離とはいえ、ふたりとも一瞬こっちを見た気がしたんだけど……


背中向けてるし、聞こえてないだけかも……


そう思って、2人の背中をポンッと叩いて、再度声をかけた。



「りみっち、はーちゃん、おはよ!!」



笑顔で声をかければ、無言で振り向いたふたり。


その顔は、いつもの



「ゆずき!」


「ゆずちゃん!」




と笑顔で笑ってる2人の姿はなくて。


ただ、怖い顔で睨まれた。