密室でふたり、イケナイコト。


「な、成宮っ……!」


「ほんと、敵わないな……昔から」


そっと身体が離されて覗き込まれた瞳は、今まで見てきたものよりも何倍も優しく、でもどこか嬉しそうに細められていて、心臓が跳ねた。


その顔、反則……

あまりにカッコいいその笑みに身体が熱くなる。



「む、昔って……?」


どういう意味?

首を傾げてそう聞けば、クスっと笑われた。


「ゆずきはさ、俺と初めて会ったのは、高1の時だって言ってたけど、本当はそれよりずっと前に会ってんだよ」


「えっ、それって……」


「小学校、6年の時だったかな……」