イケナイ王子様

ほっ、よかった。


叔母さんが理解力のある人で。


「余計な話をしてしまって、申しわけございません。


お見合いについての話をしましょう」


あっ、私が可愛いか可愛くないかっていう話が余計な話ってことは、理解してたんだ。


ある程度、理解力のある叔母さんだけど、ちょっと天然なところがあるから、わかってなかったのかと思った。


「はい」


叔母さんの言葉に疑いを持つことなく、藤堂さんが微笑む。


それと同時に、私は、チラッとお見合い相手の男の子を見てみる。


この人……よく見るときれいな顔してるなぁ……。


さっき見たときは、体格がいいということしかわからなかったけど、顔立ちも整ってるなぁ。


どっちかというと、優しい雰囲気を持ってる顔立ちかな。