イケナイ王子様

父親らしき人物が見あたらない……。


あたりを見まわしてると。


突然、悟さんのうしろから、スーツ姿の男性が現れた。


「うわっ!」


突然すぎて、思わず声をあげてしまう。


だ、誰、この人。


も、もしかして……。


「おぉ、ひさしぶりだなぁ、翔。


調子はどうだ?


元気でやってるか?」


「……まぁな。


親父も、相変わらず元気そうだな」


やっぱり!


この人、我妻兄弟の……!


「おや、そちらのお嬢さんは……」


はっ!