イケナイ王子様

ちょ、ちょっと、翔さん!


そんなこと、叔母さんの前で……!


いくら事実でも、叔母さんの前でそれを言ったらダメだよ!


だけど、否定はできない。


翔さんいわく、『薄々勘づいてた』らしいからね。


そこは、まぁ、肯定するしかないわけで。


「そ、そうなの……。


じゃあ、もし私が助け船を出しても、愛海ちゃんの彼氏にバレてる可能性があったわね」


「うぅ……」


それも否定できない。


叔母さんの言うとおり、叔母さんが助け船を出しても、翔さんにバレてたかもしれない。