イケナイ王子様

「わ、私にどうしても話したいこと……ですか?」


「えぇ」


うわぁ、急に緊張してきた。


叔母さんが、どうしても話したいことがあるって言うから……。


「ちょっと家にあがってもいいかしら?」


えっ、今⁉︎


今すぐに叔母さんを家にあげる⁉︎


「な、なんで急にそんなことを……」


「たまにはいいじゃない。


愛海ちゃんとふたりで話したいの」


それって、叔母さんの家でもできることなのでは……。


叔母さんはひとり暮らしだから、誰かと一緒に住んでるわけじゃないし。


「でも、ふたりっきりで話すなら、べつにこの家じゃなくてもいいんじゃないですか?」


「そうねぇ。


たしかに、私の家でも話せるわね。


私、ひとり暮らしだから」