イケナイ王子様

と、そのとき。


ずっと黙っていた翔さんが、突然、私を壁まで追い込んだ。


あまりにも突然のことだったので、声が出てこない。


私が、驚きで顔をあげたタイミングで、翔さんがキスしてきた。


「ん……っ」


や、やだ、こんなところで……。


叔母さんが見てる前で、キスしてくるなんて。


そう思ってても、翔さんとのキスが気持ちよくて、キスを受け入れてしまう。


立ってられなくなるくらいの甘いキスに、酔いしれそうになる。


「え……っ、あ、愛海ちゃん……?」