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男子生徒たちが大西さんを連れて来たのは、学校の近くにある空家だった。
長くそこに立っている平屋はボロボロに朽ちていて、踏み入るのは勇気がいる。
しかし、男子のひとりは躊躇なく割られた窓から家に入って行く。
きっと、もう何度も入っているのだろう。
大西さんは残った男子に見張られるような形で窓枠に足をかけた。
スカートがめくれて細くて白い、なまめかしさのある太ももが露出する。
やがて彼女は軽い身のこなしで空家へと入って行ってしまった。
残っていた男子がすぐにその後を追い掛ける。
「やばいって柊真!」
空家の中でなにが行われるかわからない。
このまま無視しているわけにはいかなかった。
「警察か、それとも学校か……」
スマホを取り出してモタモタしている時間すら勿体なく感じて、背中に汗が流れて行くのを感じた。
しかし、その時だった。
男子生徒たちが大西さんを連れて来たのは、学校の近くにある空家だった。
長くそこに立っている平屋はボロボロに朽ちていて、踏み入るのは勇気がいる。
しかし、男子のひとりは躊躇なく割られた窓から家に入って行く。
きっと、もう何度も入っているのだろう。
大西さんは残った男子に見張られるような形で窓枠に足をかけた。
スカートがめくれて細くて白い、なまめかしさのある太ももが露出する。
やがて彼女は軽い身のこなしで空家へと入って行ってしまった。
残っていた男子がすぐにその後を追い掛ける。
「やばいって柊真!」
空家の中でなにが行われるかわからない。
このまま無視しているわけにはいかなかった。
「警察か、それとも学校か……」
スマホを取り出してモタモタしている時間すら勿体なく感じて、背中に汗が流れて行くのを感じた。
しかし、その時だった。



