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「このまま隣のクラスの女王を蹴落としましょう」
大西さんがそう言ったのは3日後の昼休憩中だった。
全員が大西さんの席に集まってきたところだった。
「でも隣のクラスの女王も随分仲間を増やしてるみたいだよ」
そう言ったのはヒナだった。
ヒナは仲良く遊星と手を繋ぎ合っている。
同じ仲間になったことで、再び心を通わせはじめたのだ。
「それなら、こっちももっと増やせばいいの」
大西さんはなんでもないことのように言う。
「そういえば前に見たことがあるの」
あたしは以前、B組のギャルと他の生徒たちが公園で言い争っていたことを説明した。
あの時も互いにキスをすることで、自分の女王が変更されていた。
「その通り。一度他の女王の元についていても、こちらからキスをすることであたしが女王になることができる」
そうやって敵陣を責めていけば、大西さんが勝つ事ができるのだ。
「ゆっくり、確実に仲間を増やして行きましょう」
大西さんの言葉に誰もが賛同の声を上げた。
「このまま隣のクラスの女王を蹴落としましょう」
大西さんがそう言ったのは3日後の昼休憩中だった。
全員が大西さんの席に集まってきたところだった。
「でも隣のクラスの女王も随分仲間を増やしてるみたいだよ」
そう言ったのはヒナだった。
ヒナは仲良く遊星と手を繋ぎ合っている。
同じ仲間になったことで、再び心を通わせはじめたのだ。
「それなら、こっちももっと増やせばいいの」
大西さんはなんでもないことのように言う。
「そういえば前に見たことがあるの」
あたしは以前、B組のギャルと他の生徒たちが公園で言い争っていたことを説明した。
あの時も互いにキスをすることで、自分の女王が変更されていた。
「その通り。一度他の女王の元についていても、こちらからキスをすることであたしが女王になることができる」
そうやって敵陣を責めていけば、大西さんが勝つ事ができるのだ。
「ゆっくり、確実に仲間を増やして行きましょう」
大西さんの言葉に誰もが賛同の声を上げた。



