お前が好きだなんて俺はバカだな

「えっと、あの...会長...。」

他の2人もいる中、私は恐る恐る声をかけた。

えりなちゃんもついてもらってるとはいえ、
本当に気まずい。

会長たちはこちらに気付いて振り返った。

「あ、結野。
久しぶり。元気だった?」

「あ...はい。」

会長はいつも通り、明るい感じだ。

あれ、会長...こっちを気にしてなかったっけ?

「あの...私たちのこと、気づいてましたか?」

「まあ、なんとなく見かけた気がするけど。」

こちらの早とちりだったのだろうか。

他の2人は、特に変わった様子もなく、軽くあいさつを交わした。

...根には持たれてないのかな...?

それとも、えりなちゃんがいるからかな。

「あの、会長、
ちょっとお話いいですか...?」

「うん。」

会長を他の2人から離して、物陰に誘導することはできた。

でも...。

「私は、あっちの方で待っていた方がいいですか?」

2人きりって、不安...。

でも...。

「うん。
そうしてくれると嬉しいかな...。」

やっぱり、ちゃんと話しておかないと。